大切なお知らせ(医療広告・医事法配慮)
本症例集は、当院での施術の流れや考え方をイメージしやすくする目的でまとめたものです。
記載内容は個人の体験に基づく経過であり、同様の結果を保証するものではありません(体質・生活環境・既往歴等で変化は異なります)。また、当院は医療機関ではありません。診断・投薬の代替は行いません。 危険サインが疑われる場合は医療機関受診を優先します。個人が特定されないよう、年齢・背景は一部調整しています。
症例集の読み方
- 来院時の状態:何に困っていたか(生活場面と感情)
- 施術内容:深層筋鍼法/YNSA/マッサージの使い分け
- 経過:何回目で何が変わったか(客観と主観)
- 本人の言葉:リアルな体感(※個人の感想)
- 湯川の解説と評価:戻る理由→止める設計(メタ認知)
パニック障害(5例)
1)「外出が怖い」動悸・予期不安(女性・34歳/事務職)
1. 来院時の状態
電車・会議室で動悸が出る不安。首こりと胸の詰まり感。呼吸が浅く、睡眠も不安定。
2. 施術内容
深層筋鍼法:首〜胸郭(呼吸のブレーキ)を中心に調整。YNSA:緊張の偏りを補助。仕上げにマッサージで呼吸と姿勢の再学習。
3. 経過
1回目:呼吸が入りやすい感覚。2〜3回目:外出前の緊張が少し下がる日が増える。6回目前後:発作への恐怖が「来ても対処できる」に変化。
4. 本人の言葉
「“胸が開く”感じが分かって、落ち着く方法が増えました」
5. 湯川の解説と評価
不安の増幅は“気持ち”だけでなく、首・胸郭の過緊張で呼吸が浅くなると起きやすい。身体から安心感を作る設計が合った例。
2)「車の運転中に不安」発作再燃(男性・41歳/営業)
1. 来院時の状態
高速道路で息苦しさ→回避行動。肩こりと背中の張りが強い。
2. 施術内容
深層筋鍼法:背部〜横隔膜周辺の緊張を優先。YNSAで過敏性を補助。マッサージで胸郭可動と座位姿勢を調整。
3. 経過
1〜2回:背中が軽くなり、呼吸が深くなる実感。4回目前後:短距離運転の不安が減少。
4. 本人の言葉
「発作の予感が来ても、呼吸で崩れにくい」
5. 解説
運転時は“逃げられない”状況で交感神経が上がりやすい。背中・胸郭の可動が戻ると呼吸の選択肢が増える。
3)産後の体調変化と不安感(女性・29歳/育休中)
1. 状態
育児負担で睡眠不足。動悸・不安が強い日がある。首こり・肩こり顕著。
2. 施術
深層筋鍼法:後頭下筋群・肩甲骨周囲。YNSAで緊張バランス補助。マッサージで授乳姿勢と呼吸の再学習。
3. 経過
施術後は睡眠の質が上がる日がある。3〜5回で「不安で固まる」頻度が減る傾向。
4. 本人の言葉
「“固まる前に戻す”のが分かってきました」
5. 解説
産後は負荷が連続し、姿勢が前傾固定になりやすい。首こり改善=神経の過緊張をほどく入口になりやすい。
4)仕事のプレッシャーで動悸(男性・52歳/管理職)
1. 状態
会議前に動悸。背中のこわばり、呼吸が浅い。
2. 施術
深層筋鍼法:背部・胸郭中心。YNSA併用。マッサージで立位姿勢と肩甲帯調整。
3. 経過
2回目で「背中が抜ける感じ」。5回目前後で会議前の緊張が下がる日が増える。
4. 言葉
「体が落ち着くと、考えも落ち着きます」
5. 解説
緊張が続くと背部筋群が“鎧化”し、呼吸が止まりやすい。身体から先に緊張をほどくのが近道になる例。
5)過去の発作体験が残る(女性・46歳/パート)
1. 状態
予期不安が残り、外出が億劫。首・肩・顎の緊張が強い。
2. 施術
深層筋鍼法:頸部深層と顎周辺の緊張(必要最小限)。YNSAで過敏性補助。マッサージで呼吸と顎の脱力を再学習。
3. 経過
1回目:顎がゆるむ感覚。4回目前後:外出前の“身構え”が減る。
4. 言葉
「怖さがゼロじゃないけど、生活が戻ってきた」
5. 解説
“怖さを消す”より、怖さがあっても崩れない身体を作るのが現実的。
