──「原因不明の不調」は、脳と身体の“対話のズレ”かもしれない
はじめに|「自律神経が乱れているかも」と感じたら
「最近、寝ても疲れが取れない」
「突然の動悸や息苦しさがある」
「めまいやふらつき、頭が重い」
こうした症状が続いている方は、病院で検査をしても“異常なし”とされることが少なくありません。
ですが、身体の中では確かに何かが起きています。
それが── “自律神経の誤作動” です。
自律神経は体内のバランスを保つ司令塔。
脳・内臓・ホルモン・免疫すべてを調整する「見えない制御線」です。
この線が乱れると、まるで電波が途切れたスマホのように、身体は本来のリズムを失ってしまいます。
発見|症状の根本には“脳と体の通信障害”がある
当院に訪れる患者様の多くが、最初にこうおっしゃいます。
「ストレスが原因って言われたけど、どうすればいいのかわからない」
実際、ストレスや生活習慣が悪いから自律神経が乱れる──というのは、半分正解で半分不正解です。
本当の原因は、脳と身体の“通信エラー” にあります。
脳が「もう危険はないよ」と伝えているのに、身体がずっと緊張を続けてしまう。
あるいは、身体からのSOSを脳が受け取れず、疲れや痛みを感じにくくなってしまう。
このズレが続くと、
・常に交感神経が優位になり、体が休めない
・内臓の働きが鈍り、免疫が落ちる
・ホルモン分泌が乱れ、情緒不安や倦怠感が出る
これが、「原因不明の体調不良」の正体です。
学び|国家資格者が行う“脳から整える施術”とは?
一般的なマッサージや整体では、筋肉をほぐすことに焦点が当てられがちです。
しかし、自律神経を整えるには 「脳の興奮状態を鎮め、体との通信を再接続する」 必要があります。
そこで当院では、国家資格者ならではの総合的な技術を組み合わせています。
▷ 鍼灸
東洋医学的に「気・血・水」の流れを整え、交感・副交感神経の切り替えを促します。
特に内臓の経絡を整えることで、心身の“安心スイッチ”を入れます。
▷ あん摩マッサージ指圧
神経と血管の走行を理解した上で、深層筋や感覚神経に働きかけます。
「押す」のではなく「触れて脳を鎮める」。
これが国家資格者による医療的マッサージの真髄です。
▷ YNSA(山元式新頭鍼療法)
頭部の特定点に鍼を打つことで、脳と体の“神経マッピング”を再調整。
YNSAは、脳卒中後遺症のリハビリにも用いられる高度な技術であり、
自律神経の再起動にも極めて有効です。
➡️ ポイント
自律神経の乱れは、筋肉ではなく中枢(脳)に介入することで初めて整う。
それが「YNSA×鍼灸×指圧」による総合施術の強みです。
娯楽|“笑いながら整う”が、実は一番効く
「先生、ここに来ると不思議と眠くなります」
「施術中にお腹が鳴るんですけど、これっていいことですか?」
はい、どちらも“いいこと”です。
副交感神経が優位になると、眠気や腸の蠕動(ぜんどう)が起こります。
それは、身体が「やっと安心した」と伝えているサイン。
時に施術中、患者さんと笑いながら昔話をしたり、ちょっとした人生相談になることもあります。
笑うこともまた、最高の神経調整法 なのです。
医学的にも、笑うとNK細胞(免疫細胞)が活性化することが知られています。
感動|“治る”より“戻る”という考え方へ
自律神経の不調から回復するプロセスは、まるで“自分を取り戻す旅”のようです。
初めは、夜眠れるようになり、次第に気持ちが明るくなり、そして身体のリズムが整っていく。
当院の患者様がある日こうおっしゃいました。
「体が楽になると、笑えるようになるんですね」
この言葉に、私はいつも心を打たれます。
治るとは、元の自分に戻ること。
身体が整うと、心が自由になり、人生が再び動き出します。
まとめ|「治療」ではなく「再起動」へ
- 自律神経の乱れは、脳と体の通信エラー
- 鍼灸・指圧・YNSAで“脳から整える”ことが根本改善の鍵
- 医療資格者だからこそ、安全で効果的な施術が可能
- 痛みや不調を超え、「本来の自分」を取り戻すサポートを
📍 ゆかわ鍼灸マッサージ治療院(札幌市中央区)
国家資格者による鍼灸・指圧・YNSA施術|自律神経・慢性疲労・難病対応
▶︎ ご予約・お問い合わせ:https://yukawa-care.net/
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