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深層筋鍼法(DMA)とは|札幌の鍼灸院が解説

「マッサージに行っても、翌日には元に戻ってしまう」。
そう感じている方は少なくありません。表面はほぐれた気がしても、深いところに芯のような重さが残る。鍼を試しても、刺さった場所と「効かせたい場所」がずれている気がする──そんな不確かさを抱えてご来院される方が多くいらっしゃいます。

札幌中央区のゆかわ鍼灸マッサージ治療院では、深層筋鍼法(DMA)という体系化された手技を軸に、慢性化した不調へ向き合っています。この記事では、深層筋鍼法とは何か、通常の鍼とどう違うのか、どのような方に向くのかを、院長の私(湯川)が初めての方向けに解説します。

📖 この記事の前提

すでに「受けようか検討中」の方は、症例と効果を詳しく解説したピラーページ「札幌で深層筋鍼法を受けられる治療院は?」もあわせてご覧ください。

目次

深層筋鍼法(DMA)とは何か

深層筋鍼法は、表層ではなく深層の筋肉のコリに、直接届かせる刺鍼法です。

「コリの芯」に到達する0.2mmの鍼

深層筋鍼法(Deep Muscle Acupuncture、略称DMA)は、身体の表層ではなく深層の筋肉に届くよう設計された刺鍼法です。一般的な鍼治療では、皮膚に近い浅い筋肉に対して刺激を入れることが多いのですが、慢性化した痛みやこわばりの多くは、その奥にある深層の筋肉に居座っています

当院で使用するのは0.2mmの細い鍼。表層筋をす〜っと通過し、深層筋のコリの芯に直接到達します。芯にアプローチすることで、構造そのものが変わり、変化が定着しやすくなります(個人差があります)。

角谷敏宣先生が体系化された手技

深層筋鍼法は、なおし家鍼灸院の角谷敏宣(かどたに としのぶ)院長が長年の臨床のなかで体系化された刺鍼法です。角谷先生は深層筋鍼法研究会を主催され、全国の鍼灸師に向けて養成コースを開講されています。

当院の院長(湯川)も、角谷敏宣先生に師事し、第5期鍼灸師養成コースを修了(2026年1月)しています。

なぜ「深層」の筋肉にアプローチするのか

慢性化した不調の根は、表面より奥に残っているからです。

姿勢を支える深い筋肉が固まっている

慢性的な肩こりや腰痛、長く続く張り感の多くは、表面の筋肉だけが原因ではありません。深層にある姿勢を支える筋肉や、関節を安定させる小さな筋肉が固まっていて、それが表面の筋肉を引っ張り続けている──そうした構造になっていることが多くあります。

表面のほぐしでは届かない層に、根が残る

マッサージや浅い鍼で表面が緩んでも、深層の張りが残っていれば、数日で元の状態に戻りやすくなります。深層筋鍼法では、その奥に残った根の部分に直接アプローチすることで、より持続的な変化を引き出すことを狙います。もちろん個人差があり、症状の長さや背景によって反応は異なります。

通常の鍼治療と深層筋鍼法の違い

違いは「どの深さ・どの角度で、どの筋肉に届かせるか」という設計の部分にあります。

触診 → 刺鍼 → 再評価という流れ

深層筋鍼法では、まず触診でコリの位置・深さ・硬さを特定します。そこから鍼の入る角度と深さを判断し、目標の筋肉の層へ正確に届かせる。施術後は再び触診で変化を確認し、次に進む──この「触診→刺鍼→再評価」の流れが、深層筋鍼法の核です。

「効きそうな鍼」ではなく「効く構造を持った鍼」

角谷先生が研究会のなかでよく言われるのが、この言葉です。患者さんが「効きそう」と感じる感覚刺激ではなく、構造として狙った筋肉に届いている刺鍼を行うこと。それが深層筋鍼法の核となる考え方です。

当院ではこの方針を踏まえ、その日の状態に合わせて刺鍼の深さや角度を細かく調整しています。

📌 ここがポイント

  • 0.2mmの鍼が表層をす〜っと通過し、深層筋へ
  • 触診でコリの芯を特定してから刺鍼
  • 感覚的な「効きそう」ではなく構造的に「効く」を目指す

深層筋鍼法が向きやすい症状

深層筋鍼法は、特に以下のような慢性化した症状へのアプローチに用いられることが多い手技です。あくまで一例であり、適応の判断は初回カウンセリングで丁寧に行います(個人差があります)。

慢性肩こり・首こり

パソコン作業や長年の姿勢で深層の頚部・肩甲帯の筋肉が固まり、表面のマッサージでは戻りやすい方に向きます。詳しくは慢性肩こりと深層筋鍼法の関連記事もご覧ください。

慢性腰痛・坐骨神経痛

腰の深層筋(腸腰筋・多裂筋など)の張りが背景にあるケースに対応します。坐骨神経痛のような下肢への放散症状にも、深層からアプローチします。

五十肩・四十肩

肩関節周囲の深層の筋肉や関節包に張りが及んでいる場合、深層筋鍼法とマッサージ・関節の優しい動かしを組み合わせていきます。

慢性的な頭痛

首から後頭部にかけての深層筋の緊張が関わる頭痛に対して、深層筋鍼法とYNSA(山元式新頭鍼療法)を組み合わせる場合があります。

脳卒中後の筋緊張・痙縮

麻痺側の筋肉が突っ張った状態(痙縮)に対して、深層筋鍼法でアプローチするケースもあります。脳卒中後遺症のケアでは、YNSA・マッサージ・リハビリと組み合わせて用います。個人差が大きい領域ですので、初回に丁寧に状態を伺います。

札幌での施術の流れと経過の目安

初回は合計150分。じっくり状態を見てから施術に入ります。

STEP1
カウンセリング(30分)

これまでの経緯・生活背景・痛みの出方を丁寧に伺います。姿勢・筋肉のバランス・神経系の状態を総合的に評価。

STEP2
施術プラン設計

その日に行う施術(深層筋鍼法を軸に、YNSAや指圧をどの配分で組み合わせるか)を設計します。

STEP3
施術(120分)

触診→刺鍼→再評価のサイクルで、深層筋に丁寧にアプローチ。施術後にセルフケアもお伝えします。

5〜10回を目安に経過を評価

慢性化した不調へのアプローチでは、5〜10回を一つの目安として経過を確認していきます。1回で大きな変化を感じる方もいれば、数回かけてゆっくり変化が積み重なる方もいらっしゃいます。個人差があるため、毎回その日の状態を見て次回の方針を一緒に決めていきます。

札幌中央区で深層筋鍼法を受けるなら

① 国家資格3つ・臨床32年の院長が全施術を担当

当院では、はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の三つの国家資格を持つ院長(湯川)が、初回から継続まですべての施術を一人で担当いたします。担当者が回ごとに変わることはありません。

② 角谷敏宣院長に師事し、第5期養成コース修了

深層筋鍼法を体系として身につけるため、なおし家鍼灸院の角谷敏宣院長に師事し、第5期鍼灸師養成コース(2026年1月修了)を経ています。札幌中央区で深層筋鍼法を体系的に学んだ施術者から受けられる場として、ご案内しています。

③ YNSA・指圧・リハビリを組み合わせた統合アプローチ

深層筋鍼法は単独で使うこともありますが、症状によってはYNSA(脳・神経系へのアプローチ)、指圧、必要に応じてリハビリ的な動きの練習と組み合わせます。一つの手技にこだわるのではなく、その方の状態に合わせて最適な配分を判断していきます。

よくあるご質問

Q1. 普通の鍼との違いは何ですか?

使う鍼そのものは大きく違いません。違いは「どの深さ・どの角度で、どの筋肉に届かせるか」の設計の部分です。深層筋鍼法は解剖学に基づいて深層筋へのアプローチを体系化しています。

Q2. 痛みはありますか?

深層の筋肉に届かせるため、コリに到達すると「ズーン」という独特の響き感を感じることがあります。これは痛みではなく、コリが緩み始めたサインです。「痛気持ちいい」と表現される方が多くいらっしゃいます。苦手な方には刺激量を調整しますので、初回にお伝えください。

Q3. 何回くらい通えばよいですか?

慢性化した不調では5〜10回を一つの目安としています。1回で楽になる場合もあれば、数回かけて変化が積み重なる場合もあり、個人差があります。

Q4. 保険は使えますか?

通院での深層筋鍼法は自費施術となります。訪問鍼灸マッサージについては医師の同意書をいただいた上で健康保険適用が可能です。詳細はお問い合わせください。

Q5. 初回はどれくらい時間がかかりますか?

合計150分(カウンセリング30分+施術120分)をご予定ください。じっくり状態を伺ってから施術に入ります。

次の一歩

「深層筋鍼法が自分の症状に合うかわからない」──そうした小さな疑問もLINEからお気軽にどうぞ。札幌中央区のゆかわ鍼灸マッサージ治療院では、ネット予約・LINEの両方からご予約いただけます。外出が難しい方には訪問施術もご案内していますので、合わせてご相談ください。

▶ 深層筋鍼法をもっと詳しく:症例と効果のページへ

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