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札幌の秋、肩や腰のこりが戻るのは——深層筋鍼法で考える「深い層の冷え」

体の層を示した図。外からの温めは皮膚と表層の筋までは届きやすく、深層の筋には届きにくいことを表している

札幌市中央区 | 深層筋鍼法(DMA)

札幌の秋、肩や腰のこりが戻るのは——深層筋鍼法で考える「深い層の冷え」

夏のあいだは気にならなかったのに、朝晩が冷えはじめた頃から、肩や腰がまた重くなってきた。札幌でそう感じる方は少なくありません。

お風呂で温めても、その日は軽い。けれど数日でまた元に戻る。ストレッチも湯たんぽも試したけれど、決め手がないまま冬に入っていく——そんな繰り返しを、「季節のものだから仕方ない」とあきらめかけている方もいらっしゃると思います。

国家資格3種を持つ院長・湯川研一が、その「秋になると戻ってくる」感覚に向き合います。この記事では、札幌の秋に体の内側で何が起きていると考えられるのか、そして当院がどこを見て施術を組み立てているのかについてご説明します。

表層と深層の温まり方のちがい(模式図) 外からの温めは表層までは届きやすく、深層には届きにくいことを示した模式図。あわせて札幌の日最低気温の平年値が8月から10月にかけて下がることを示しています。 体の層のイメージ 皮膚・皮下 表層の筋 外からの温め・手の圧が届きやすい層 深層の筋 骨や関節の近くにある層。 外からは届きにくいと考えられています 骨・関節 外からの温め ここまでは届きやすい 深い層には届きにくい 札幌の朝晩の冷え込み(日最低気温の平年値) 8月 19.1℃ 9月 14.8℃ 10月 8.0℃ 出典:気象庁 平年値(1991〜2020年)
外からの温めは表層までは届きやすい一方、深い層まで届かせるのは難しいと考えられています。札幌では、朝晩の冷え込みがひと月ごとに一段ずつ進みます。
目次

札幌の秋、体は何に追いつこうとしているのか

「秋は寒暖差が大きいから」とよく言われます。ただ、札幌の平年値を見ると、少し違う姿が見えてきます。

変わるのは日中ではなく、朝晩です

気象庁の平年値(1991〜2020年)によると、札幌の日最低気温の平均は、8月が19.1℃、9月が14.8℃、10月が8.0℃です。ふた月で11℃ほど下がります。

一方、日中の最高気温との差は、8月が7.3℃、9月が8.0℃、10月が8.4℃。一日の中の振れ幅そのものは、夏と大きく変わっていません。

つまり札幌の秋に起きているのは、「一日の中で激しく上下する」ことよりも、朝晩の底が、ひと月ごとに一段ずつ下がっていくことです。日中はまだ過ごしやすいので、体は冷えの進み方に気づきにくく、追いつくのが遅れます。

冷えたとき、筋はどう反応すると考えられているか

寒さを感じると、体は熱を外に逃がさないように働きます。血管が細くなり、筋にも力が入りやすくなります。冬の朝、肩がすくむ姿勢を思い浮かべていただくと、感覚として近いかもしれません。

この反応そのものは、体を守るための自然な働きです。ただ、それが毎朝くり返され、日中もあたたまりきらないまま次の朝を迎える時期が続くと、力が入ったままの状態が抜けにくくなっていくと考えられています。

東洋医学では「巡りの滞り」として捉えます

東洋医学では、こうした状態を気血の巡りの滞りとして捉えます。冷えによって巡りがとどこおり、とどこおったところに重さや痛みが出てくる、という見方です。

当院が施術の軸としている深層筋鍼法(DMA)も、この「どこがとどこおっているのか」を体の深い層まで含めて見ていく考え方に立っています。技法そのものについては深層筋鍼法のページで詳しくご説明しています。

秋によくあるつまずき——「温めれば戻る」だけでは届かないこと

この時期にご相談いただく方の多くが、すでにご自分でいろいろ試されています。

届きやすい層と、届きにくい層があります

入浴、カイロ、湯たんぽ、厚着。どれも体を守るうえで大切なことです。ただ、外から加える熱や圧は、皮膚と表層の筋までは届きやすい一方で、骨や関節の近くにある深い層まで届かせるのは難しいと考えられています。

お風呂上がりに軽く感じるのは、表層がゆるむからです。そして数日で戻ってくるのは、深い層の状態が変わらないまま残っているから——当院はそう見て施術を組み立てています。

「秋のせい」で片づける前に

もうひとつ、この時期に多いのが「夏のあいだに溜まったものが、冷えをきっかけに表に出てくる」パターンです。夏の疲れや、冷房の効いた場所で長時間同じ姿勢を続けたことの影響が、涼しくなってから重さとして自覚されることがあります。

そのため、秋に出てきた症状であっても、見ていくのは秋だけではありません。首や肩であれば首こりのページ、肩の深い部分が気になる場合は肩の症状のページ、腰や背中であれば腰・背中の痛みのページでも、それぞれの見立てをご説明しています。

当院の関わり方——深層筋鍼法で深い層にアプローチします

深層筋鍼法(DMA)とは

深層筋鍼法(DMA:Deep Muscle Acupuncture)は、表層ではなく深層の筋肉に届く刺鍼を体系化した手技です。当院院長は、なおし家鍼灸院・角谷敏宜(かどや としのぶ)院長に師事しています。

外からの温めや手の圧が届きにくい層に対して、細い鍼であれば届かせることができる。ここが、秋の重さに対して当院が鍼を軸に置いている理由です。

状態に応じて組み合わせるもの

当院の施術の軸は深層筋鍼法です。お身体の状態に応じて、YNSA(山元式新頭鍼療法:頭皮に浅く細い鍼を用いる手技)を組み合わせることがあります。あん摩マッサージ指圧は、鍼の前後に数分、筋のゆるみ方や組織の動きを手で確かめるために行っています。

施術の流れ

初回はカウンセリングを含め合計150分(カウンセリング30分+施術120分)ほどお時間をいただいています。いつから、どんなときに重くなるのか。夏はどうだったのか。そうしたお話をうかがってから、実際に体を触って確かめていきます。詳しくは施術メニュー・料金のページをご覧ください。

施術後の変化について

施術後は、肩や腰の動かしやすさ、朝の立ち上がりの軽さに変化を感じやすい方が多くいらっしゃいます。ただし、重さが続いてきた期間や普段の生活の負荷によって個人差があります。数回(個人差あり)を目安に経過を見ながら、その日の状態に合わせて施術を調整していきます。

ご自宅では、同じ姿勢を長く続けないこと、朝いちばんに体を大きく動かしすぎないことを意識してみてください。具体的なセルフケアは、お身体の状態によって向き不向きがありますので、施術の際に個別にご案内しています。

札幌・中央区で当院が選ばれる理由

  • はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の国家資格3つを保有しています。施術歴は33年、延べ4万人以上の施術に携わってきました。
  • 深層筋鍼法を軸に、お身体の状態に応じてYNSA・あん摩マッサージ指圧を組み合わせ、深い層と神経系の両面から施術を組み立てます。
  • 札幌市中央区南17条西9丁目という通いやすい立地で、院長がすべての施術を担当します。

よくあるご質問

なぜ秋になると、こりが戻ってきやすいのですか?

冷えると体は熱を逃がさないように働き、筋にも力が入りやすくなると考えられています。札幌では朝晩の冷え込みがひと月ごとに一段ずつ進むため、体が追いつく前に次の冷えが来る時期が続きます。夏の疲れが涼しくなってから自覚される場合もあります。

何回くらい通えばよいですか?

重さの深さや続いてきた期間によって幅がありますが、数回(個人差あり)を目安に経過を見ながら方針を調整します。回数をお約束することはしていません。

鍼は痛くないですか?

使用する鍼は非常に細く、YNSAの頭皮への刺入も浅いため、痛みはほとんど感じないという方が多いです(感じ方には個人差があります)。

マッサージや整体で戻ってしまった経験があっても相談できますか?

はい。軽くなっては戻る、を繰り返してきた方こそ、どの層が残っているのかを一度確かめてみる価値があると考えています。まずはお気軽にご相談ください。

予約はどうすればよいですか?

当HPからのご予約または公式LINEから承っています。小さな疑問もLINEからお気軽にどうぞ。

NEXT STEP | 次の一歩

冬に入る前に、深い層の状態を一度確かめておきませんか。札幌市中央区のゆかわ鍼灸マッサージ治療院では、深層筋鍼法を軸に、お一人おひとりの状態に合わせて施術します。

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当HPからのご予約 | お電話 011-577-1648(完全予約制) / 施術メニュー・料金を見る →

私は医師ではありません。奇跡の治療もできません。ただ、季節がめぐるたびに戻ってくる重さと、丁寧に向き合っていきます。

湯川 研一(ゆかわ けんいち)

ゆかわ鍼灸マッサージ治療院 院長。鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師(国家資格3種保有)。施術歴33年、延べ4万人以上の施術実績。なおし家鍼灸院・角谷敏宜院長に師事。深層筋鍼法施術師・YNSA施術師。札幌市中央区。

気温の平年値は気象庁「過去の気象データ検索(札幌・平年値/統計期間1991〜2020年)」によります。

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