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症例集 脳卒中後遺症

― 札幌市中央区で、パニック障害と慢性痛を構造から整える鍼灸マッサージ治療院 ―
症例集 脳卒中後遺症 | ゆかわ鍼灸マッサージ治療院|札幌市中央区
CASE STUDIES — STROKE

深層筋鍼法 × YNSA × マッサージ

症例集
脳卒中後遺症

「病院のリハビリが終わった。でもまだ良くなりたい」
「杖で歩けるようになりたい」「痺れと痙縮がつらい」——
発症後数ヶ月〜数年の方が、どう変化したか。
院内施術・訪問施術それぞれの事例をご紹介します。

⚠️

ご注意:以下の症例は実際の施術事例を、個人を特定できない形に編集したものです。症状・体質・発症からの期間により個人差が大きく、同様の効果を保証するものではありません。脳卒中後遺症の施術は主治医の了承のもとで行っています。

A
杖歩行から「散歩が日課」になった退職後の男性
60代男性|退職後(元公務員)|札幌市
脳梗塞後遺症
発症
2年前。左脳梗塞により右片麻痺。回復期リハビリ病院に5ヶ月入院後、自宅復帰
主訴
右足の内反尖足で歩行が不安定。杖なしでは怖い。右手は握れるが細かい動きが困難
既往
退院後の外来リハビリは月2回に減少。「これ以上は現状維持が目標」と言われた
来院理由
妻の勧め。「諦めたくない。近所を散歩できるようになりたい」
施術形態
院内施術(妻が車で送迎)

初回カウンセリング・身体評価

右下肢の腓腹筋・後脛骨筋に顕著な痙縮(内反尖足の原因)。右上肢は屈曲パターン——大胸筋・上腕二頭筋・手指屈筋群が緊張し、腕が曲がったまま。健側(左)の肩・腰にも代償負荷による慢性痛あり。YNSAを最重要技術として施術設計

施術経過

初回〜4回(1〜2週目)
YNSA(運動領域・下肢のソマトトープ)+深層筋鍼法(腓腹筋・後脛骨筋の痙縮)で施術。マッサージで健側の肩こり・腰痛にも対応。初回後「右足首が少し動く。足裏が床につく感覚がある」。
5〜8回(3〜4週目)
右上肢にも施術範囲を拡大。大胸筋・上腕二頭筋の痙縮を緩和。「ペットボトルのキャップを右手で開けられた」。歩行時の内反が軽減し、杖の荷重が減少。ご家族に手指ストレッチのセルフケアを指導。
9〜12回(2〜3ヶ月目)── 転換点
自宅周辺を杖で15分散歩できるようになった。「外の空気を吸って歩く。こんな普通のことが2年間できなかった」。歩行のリズムが安定し、妻に見守られながらの散歩が日課に。
現在(月2回メンテナンス)
散歩は毎日継続。距離も少しずつ延びている。右手でお箸を使う練習も始めた。「目標は妻と旅行に行くこと」。外来リハビリの主治医にも経過を報告し、好感触。

リハビリ病院を退院したとき、「これが限界だ」と思いました。でも鍼とマッサージを始めて、右足が動き始めた。散歩ができた日、家に帰って妻と二人で泣きました。まだ目標の途中ですが、「諦めなくて良かった」と心から思います。

── ご本人の言葉(ご了承を得て掲載)
院長コメント

A様の内反尖足は、腓腹筋と後脛骨筋の痙縮が足首を内側に引っ張っていた結果です。脳の損傷自体は元に戻りませんが、この痙縮は「二次的な筋肉の問題」であり、深層筋鍼法で直接緩めることができます。YNSAで脳への神経フィードバックを促しながら、深層筋鍼法で痙縮を解除し、マッサージで全身の血流を改善する——この3技術の組み合わせが「散歩ができる身体」を作りました。ご夫婦の「諦めない」という気持ちが、身体の変化を支えてくれたと感じています。

B
訪問施術で痙縮が緩み、介護負担が軽減
70代女性|無職(元教員)|札幌市|🏥 健康保険適用
訪問施術
発症
3年前。脳出血により左片麻痺。要介護3。車椅子生活
主訴
左上肢の痙縮がひどく、着替え・入浴介助が困難。左手が握ったまま開かない
既往
退院後1年間は通所リハビリに通ったが、コロナ禍で中断。その後は在宅のみ
来院理由
ケアマネージャーの紹介。「訪問で保険が使える鍼灸マッサージがある」と聞いた
施術形態
訪問施術(健康保険適用)・週1回・自宅ベッドにて

初回訪問・身体評価

ご自宅のベッドにて評価。左上肢は屈曲痙縮パターンが顕著——肩が内旋、肘が屈曲、手首が掌屈、手指が握り込み。手指屈筋群・上腕二頭筋・大胸筋に著しい緊張。着替えの際に腕を伸ばせないため、介助する夫にも負担。左下肢は中等度の痙縮。訪問施術ではマッサージを中心に、可動域維持と血流改善を目標とする施術計画を立案。

施術経過

初回〜4回(1ヶ月目・週1回訪問)
マッサージで左上肢・左下肢の拘縮予防と血流改善。痙縮した手指を1本ずつ丁寧にストレッチ。夫に手指ストレッチ+ふくらはぎほぐしのセルフケアを指導。「施術の翌日は手が少し開きやすい」と夫が報告。
5〜8回(2ヶ月目)── 転換点
「着替えのとき、左腕が以前より伸びる。袖を通しやすくなった」(夫の報告)。手指の握り込みが緩和し、手のひらの清拭(拭き取り)も楽に。上腕二頭筋の緊張が明らかに軽減。
9〜16回(3〜4ヶ月目)
左下肢の痙縮も改善し、車椅子からベッドへの移乗が安定。「手すりにつかまって数秒立てるようになった」。夫の腰痛(介護負担)も軽減。セルフケアが夫婦の日課に定着。
現在(週1回訪問を継続)
改善した状態を維持しながら、可動域の向上を継続。「妻の表情が明るくなった。笑顔が増えた」(夫)。健康保険適用のため、自己負担は1回数百円。

(ご本人)手が開くようになって、夫の手を握れるようになったのが嬉しい。

(夫)着替えの介助が本当に楽になりました。保険が使えるので経済的な負担も少なく、ケアマネさんに感謝しています。妻の笑顔が増えたのが、何よりの変化です。

── ご本人・ご家族の言葉(ご了承を得て掲載)
院長コメント

B様のケースは「訪問施術+健康保険」の好例です。発症3年・要介護3で通院は困難。しかし在宅でも、週1回のマッサージで痙縮の進行を防ぎ、少しずつ可動域を広げることはできます。「着替えが楽になった」という変化は小さく見えますが、介護する夫の腰痛が軽減し、ご本人の表情が明るくなり、夫婦の関係まで変わった。介護を支えるのは「介助しやすい身体を作ること」でもあるのです。健康保険適用で1回数百円。知らない方がまだ多いので、ぜひケアマネージャーさんにご相談ください。

C
発症5年後「もう変わらない」から始まった改善
50代男性|元会社員(休職中)|札幌市
脳出血後遺症
発症
5年前。脳出血(右被殻出血)により左片麻痺。要介護1。杖歩行
主訴
左手の痺れが5年間消えない。左足のつっぱりで歩行が不安定。健側の右肩が慢性的に痛い
既往
退院後のリハビリは2年目で「これ以上の改善は見込めない」と終了。以降3年間、何もしていない
来院理由
ネットで「YNSA 脳卒中」を検索し当院を発見。「5年経っていても可能性があるか」とLINEで相談
施術形態
院内施術(自力で来院可能・杖使用)

初回カウンセリング・身体評価

左上肢は軽度の痙縮と持続的な痺れ。手指の巧緻動作は困難だが握力はある程度残存。左下肢は腓腹筋・ハムストリングスの痙縮で歩幅が狭く、分回し歩行パターン。健側の右肩は僧帽筋・棘上筋に著しい緊張(5年間の代償負荷)。発症5年だが、残存機能は十分あり「3年間何もしていなかった」期間に二次的に固まった部分は改善可能と評価。

施術経過

初回〜4回(1〜2週目)
YNSA(上肢・下肢・感覚領域のソマトトープ)を重点施術。深層筋鍼法で左下肢の痙縮+右肩の代償痛に対応。マッサージで全身の血流を促進。初回後「左手の痺れが少し薄くなった。5年間で初めて」。
5〜8回(3〜4週目)
左下肢のハムストリングス・腓腹筋への施術を集中。「歩幅が少し広がった気がする」。右肩の痛みが半減。「こっちが楽になるだけでも来た甲斐がある」。ふくらはぎほぐし+呼吸リセットのセルフケアが定着。
9〜12回(2〜3ヶ月目)── 転換点
「左手でお茶碗を持てた」。5年間右手だけで食事をしていたが、左手を添える動作が可能に。歩行も分回しの角度が減少し、歩く姿がスムーズに。「3年間何もしていなかったのが悔やまれる」。
現在(月2〜3回継続)
痺れは「ゼロではないが、生活に支障がないレベル」に。左手で軽い物を持てるようになり、日常動作の自立度が向上。「復職も視野に入ってきた」と前向きな発言が増えた。

5年間「もう変わらない」と思い込んでいました。3年間何もしなかったのは、本当にもったいなかった。でも「遅すぎる」ということはないと先生に言われて、通い始めた。左手でお茶碗を持てたとき、「まだ変われるんだ」と思えた。あの瞬間が、僕のリハビリの再スタートでした。

── ご本人の言葉(ご了承を得て掲載)
院長コメント

C様のケースは「発症から何年経っていても改善の可能性はある」ことを示す症例です。脳の損傷は5年前に起こりましたが、「3年間何もしなかった」期間に筋肉は二次的に固まり続けていました。この二次的な痙縮・拘縮は、発症直後のものと違って「施術で改善できる層」です。YNSAで脳への神経フィードバックを促し、深層筋鍼法で固まった筋肉を直接緩めたことで、残存していた神経経路が再び活性化し始めた。「左手でお茶碗を持てた」は、脳が「この手は使える」と思い出した瞬間です。

「もう良くならない」を、
一緒に変えていきましょう

発症後何年経っていても、身体は応えてくれます。
院内でも、ご自宅への訪問でも、対応いたします。
ご本人もご家族も、まずはお話を聞かせてください。

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お電話: 011-577-1648|完全予約制|初回120分 ¥ 13,000|訪問施術は健康保険適用可