札幌市中央区 | 深層筋鍼法(DMA)
休むと少し楽。動くと、また痛い。
「練習すると痛い。でも休むと不安」「楽になったと思ったら、同じ場所がまた痛む」スポーツや身体を使う仕事を続ける方から、そんな声をよくうかがいます。ストレッチもアイシングも続けているのに、決まって同じ箇所が音を上げる。「このまま競技を続けられるのだろうか」と、先の見えない不安を抱えている方もいらっしゃると思います。
18歳からテニススクールコーチとして10年、その後20年にわたり競技者のスポーツ障害のケアにあたってきた院長・湯川研一が、札幌市中央区で、その「戻ってくる痛み」の奥にある深層の状態に向き合います。この記事では、スポーツ障害が再発する構造と、深層筋鍼法を軸にした当院の関わり方についてご説明します。
こんなお悩みはありませんか?
01競技の現場から——「思うように動かない」を見てきた33年
身体のことを、競技を知らない人に相談しても話が噛み合わない。そう感じた経験のある方は少なくないと思います。当院の施術者としての出発点は、競技の現場そのものにありました。
コーチとして10年、競技者のケアで20年
中学でテニスを始め、18歳から10年間、テニススクールコーチとして選手の指導にあたってきました。28歳で、はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。そこからの20年間は会社組織に所属し、鍼灸とマッサージによる競技者のスポーツ障害のケアと、一般の方の施術にあたってきました。
競技は違っても、負担が集まる場所は重なる
ダンスやバレエ、ゴルフ、陸上、野球、テニスをはじめとするラケット競技、自転車競技、柔道・レスリング・ラグビーといったコンタクトスポーツ、水泳——競技の異なるさまざまな方と接してきました。
種目の動きはまったく違うのに、訴えのあった部位は驚くほど重なります。股関節、足の裏の荷重時の痛み、腰、肩関節の違和感。どれも、体重を受け止め、身体をひねる動作が集中する「継ぎ目」にあたる場所です。
競技の形が違っても、負担の集まりやすい場所には共通した傾向があります。当院がスポーツ障害を見るとき、痛む場所だけでなく身体全体の使い方から確認するのは、この経験によるものです。
競技の場と、日常の場
48歳で独立してからの13年は、訪問を中心に、脳卒中後遺症の方の施術と、歩行や日常生活動作の機能訓練に取り組んできました。2024年に札幌市中央区で治療院を開設し、現在は一般の方の施術も行っています。
競技の場と、日常の場。場面は違っても、「思うように動かない」という状態に向き合ってきたという点では同じです。動きを取り戻していく過程を、両方の現場で見てきました。
02スポーツ障害が「戻ってくる」構造
結論から言えば、繰り返すスポーツ障害の背景には、表面からは触れにくい深層筋の滑りにくさや、古い損傷部の癒着が関わっていることがあります。野球肩・テニス肘・ランナー膝・慢性の腰痛など、部位はさまざまでも、表面が動いても奥がこわばったままでは、負担が同じ場所に集まりやすくなります。
本来、筋肉は層になって滑らかに動く
筋肉は一枚板ではなく、皮膚・表層筋・深層筋が層になり、それぞれが薄い膜を挟んで滑り合いながら動いています。この「滑走(かっそう)」がスムーズだと、力が分散し、特定の部位に負担が集中しにくくなります。
滑走が崩れると、再発とパフォーマンス低下につながる
使いすぎや古い怪我のあとには、深層で滑りが滞ったり、損傷部が癒着したりすることがあります。すると表層は動いても深部が固まり、そこをかばう動きが別の部位に負担をかけます。「休むと楽、動くと戻る」を繰り返す背景に、この深層の状態が隠れていることがあります。
よくある「戻るパターン」
スポーツを続けている方ほど、次の循環に入りやすくなります。
東洋医学では「巡りの滞り」として捉える
東洋医学では、こうした状態を気血の巡りの滞りとして捉えます。古い滞りが残ると、動きの重さや回復の遅さとして表面化すると考えられてきました。
※深部の「滑走障害」については、深層筋鍼法のページでも触れています。
03なぜ表面のケアだけでは戻りやすいのか
マッサージやストレッチ、アイシングは、その場の張りや炎症をやわらげるうえで役立ちます。ただ、痛みの原因が深い層にある場合、表面を整えるだけでは戻りやすいことがあります。
「届きやすい層」と「届きにくい層」
手技や物理的な刺激は、皮膚や表層の筋肉には届きやすい一方、血流の乏しい深部までは届きにくいという性質があります。深部の滑りにくさが残ったままだと、表面が軽くなっても、動き出すと元に戻りやすくなります。
古傷・再発の着眼点は「層」と「滑り」
当院がスポーツ障害を見るときの着眼点は、痛む場所そのものより、どの層で滑りが滞っているか、古い損傷部がどう影響しているかです。表面の症状の下にある構造を確認したうえで、施術を組み立てます。
04パフォーマンスと「首」——見落とされやすい中継点
腕や脚のケアは意識されても、首はつい後回しになりがちです。けれど首は、上に脳、下に心臓・肺をひかえる、身体の大切な中継点です。
首は「脳」と「心臓・肺」をつなぐ通り道
首の中には、脊髄、脳へ血液を送る椎骨動脈・頚動脈、血液を戻す内頚静脈、そして自律神経(身体のオン・オフを切り替える神経)が集中して通っています。さらに、呼吸で横隔膜を動かす横隔神経は、首(C3〜C5)から出ています。つまり首まわりの状態は、呼吸や身体の切り替えとも解剖学的につながっています。
なぜ「鍛える」だけでは整えにくいのか
首の筋肉はある程度は鍛えられますが、深部を通る神経や血管そのものは、腕や脚のように「鍛えて強くする」という発想では手当てしにくい領域です。大切な中継点でありながら、十分に光が当たってこなかった部分でもあります。
当院の着眼——深層筋鍼法で深部の首へ
当院では、首まわりの深層筋の緊張を、深層筋鍼法とYNSAで整えます。首まわりの深層の状態は、呼吸のしやすさや自律神経のバランスと関わることがあると考えられています。ただし、感じ方や変化には個人差があります。
※首こり・スマホ首と自律神経については 首こり・スマホ首のページ もあわせてご覧ください。
05当院のアプローチ——深層筋鍼法で深部へ
当院は、深層筋鍼法を軸に、YNSAとマッサージを症状に合わせて組み合わせ、深い層と神経系の両面から施術を組み立てます。
深層筋鍼法(DMA)とは
深層筋鍼法(DMA:Deep Muscle Acupuncture)は、表層ではなく深層の筋肉に届く刺鍼を体系化した手技です。当院院長は、なおし家鍼灸院・角谷敏宜(かどや としのぶ)院長に師事しています。手が届きにくい深部の緊張や滑りにくさに、鍼でアプローチします。深層筋鍼法について詳しく見る。
YNSA・マッサージとの組み合わせ
YNSA(山元式新頭鍼療法:頭皮に浅く細い鍼を用いる手技)は、脳・神経系へのアプローチを補います。あん摩マッサージ指圧は全身の血流と自律神経を整える”まとめ役”です。3つを組み合わせ、表層・深層・神経系を同時に整えます。YNSAについて詳しく見る。
施術の流れ
初回は、カウンセリングを含め合計150分(カウンセリング約30分+施術120分)ほどお時間をいただいています。姿勢・可動域・筋緊張の状態と、これまでの怪我の経緯をていねいに確認したうえで施術に入ります。施術メニュー・料金を見る。
復帰までの4段階
大切なのは、段階を飛ばさないことです。初回に「今どの段階か」を確認し、無理のない範囲で進めます。進み方には個人差があります。
| 段階 | 内容 | |
|---|---|---|
| ① | 日常動作が落ち着く | 歩行・階段・座位など、基本動作での痛みが落ち着いてくる段階 |
| ② | 競技の基本動作を確認 | ジョグ・素振り・軽い練習で様子をみる段階 |
| ③ | 強度を上げても戻りにくくなる | スプリント・フルスイング・対人練習まで負荷を戻していく段階 |
| ④ | 試合強度で安定する | 実戦レベルで安定し、状態の維持をめざす段階 |
施術後は、動きの軽さや可動域の変化、練習後の回復のしやすさなどを感じる方が多くいらっしゃいます。ただし、古傷の深さや続いてきた期間によって個人差があります。回復までの回数は人それぞれで、損傷の程度・競技の負荷・目指すゴール・機能訓練を併せるかどうかによって変わります。経過を見ながら、その日の状態に合わせて施術を調整していきます。
競技や身体に真剣に向き合う方ほど、その場をしのぐより、原因の層に一度きちんと向き合う時間を持つことが、遠回りに見えて着実な一歩になると考えています。
自宅でできること(考え方)
細かい方法は身体の状態によって変わるため、具体的なセルフケアは施術後に個別にお伝えしています。まずは次の3つの「考え方」だけ意識してみてください。
より詳しいセルフケアは セルフケア専門ガイド をご覧ください。
06施術事例(一部)
施術事例|アマチュアゴルファーの方(50代・男性)
出場予定の大会を控え、腰と肩の痛みでゴルフに支障が出ている、という方がいらっしゃいました。痛みは10年ほど前から。だましだまし続けてこられましたが、今年に入って痛みでゴルフを休みがちになっていました。
深層筋鍼法で、痛みの出ている深層部のこりと動きの鈍さを整え、深部の滑走障害にもアプローチしました。あわせてセルフケアもお伝えしました。3回目の施術のあと、痛みを感じずゴルフに復帰されています。
※あくまで一例です。個人の感想であり、施術効果を保証するものではありません。変化の感じ方や経過には個人差があります。
07札幌・中央区で当院が選ばれる理由
08よくあるご質問
練習やトレーニングを続けながら通えますか?
はい、続けながら通われる方が多いです。その日の身体の状態や競技スケジュールをうかがい、施術後の過ごし方も個別にお伝えします。ただし、当日の激しい運動はお控えいただくことがあります。
自分の競技に対応できますか?
院長はこれまで、ラケット競技・ゴルフ・陸上・ダンス・コンタクトスポーツなど、さまざまな競技の方の施術にあたってきました。競技の種類より、身体のどこに負担が集まっているかを確認したうえで施術を組み立てます。まずはご相談ください。
何回くらい通えばよいですか?
回数は人それぞれで、損傷の程度・競技の負荷・目指すゴール・機能訓練の有無によって変わります。経過を見ながら方針を調整します。変化の感じ方には個人差があります。
鍼は痛くないですか?
使用する鍼は非常に細く、YNSAの頭皮への刺入も浅いため、痛みはほとんど感じないという方が多いです。感じ方には個人差があります。
何年も前の古い怪我でも相談できますか?
はい。時間が経った古傷や、繰り返してきた不調も、まずはお気軽にご相談ください。これまでの経緯をうかがったうえで施術を組み立てます。
予約はどうすればよいですか?
当HPからのご予約、または公式LINEから承っています。「自分の症状に対応できる?」といった小さな疑問も、LINEからお気軽にどうぞ。
次の場合は、まず医療機関の受診を優先してください
外傷(強い捻挫・骨折の疑い)、しびれや脱力が進行する、発熱・強い腫れ・赤み、夜間の強い痛みで安静にしても悪化する、体重をかけられない・歩けない——このような場合は、まず医療機関の受診を優先してください。当院でも、危険なサインが疑われるときは受診をおすすめします。
NEXT STEP | 次の一歩
戻ってくる痛みと、一度きちんと向き合う
札幌市中央区のゆかわ鍼灸マッサージ治療院では、深層筋鍼法を軸に、お一人おひとりの状態に合わせて施術します。競技や身体に真剣に向き合う方の一歩を、ご一緒します。
▶ LINEで予約・相談する 当HPからのご予約 | お電話 011-577-1648(完全予約制)/ 施術メニュー・料金を見る →私は医師ではありません。奇跡の施術もできません。ただ、競技や身体に真剣に向き合う方の隣で、戻りを繰り返してきた深層と、丁寧に向き合っていきます。
